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●●● 寒い季節は、ウィスキー! ●●● 2003/11/12

>>ウィスキー工場見学のコーナーはこちら!!<<
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●● ウィスキー工場見学 ●●
これから、寒くなる季節。体を温めるにはいくつか方法がありますが、ウィスキーもベリィグッド!
今回は、京都・郊外 山崎の地にあるサントリー山崎ウィスキー蒸留所に見学に行って参りました。
山崎という地は、桂川宇治川木津川合流する地点で、スコットランドのウィスキー(スコッチ)で
有名なスペイサイド地方に良く似た地形なんだそうです。
whisky
JR山崎駅
サントリー山崎蒸留所
10分程歩くと・・・
他のコースも一緒の所で受付していたため、やや混み
受付の様子
胸章
ステップアップガイドツアー
到着
まずは、電車を乗り継ぎJR山崎駅に到着。普通しか止まりませんけど、京都から10分ぐらいです。
そこから、歩いて12、3分でサントリー山崎蒸留所に到着。
入り口は、もうすでにその日の参加者が集まっていました。私は、以前、工場見学をしていたので、
今回はステップアップツアーを申し込んでいました。(電話予約が必要。500円)
但し、初めての方でも大丈夫なようでした。
入り口の所で、バッジのようなものを受け取ります。

一目ぼれ!?
担当の岩元さん
whisky
ぞろぞろ
2階の受付カウンターから、ツアーは始まります。

今日の担当は、岩元さんという方。幼い顔立ちの優しそうな方です。
でも、参加者からの質問にはしっかり答えられるように勉強する努力家といった感じに思えました。
今回の参加者は、15名ぐらい。年齢層は、30代から50代といった所でしょうか?
ウィスキーというだけあって、落ち着いた雰囲気の方が多い印象を受けました。
岩元さんに案内されて参加者全員で、ぞろぞろと移動致します。

全員着席!
まずは、席に着きます。
whisky
創設当時の看板
まずは、簡単に山崎蒸留所の歴史についてレクチャーを受けます。

サントリーの創設者、鳥井信治郎は、最初、丁稚奉公でお店に勤めはじめたそうです。(60hei
寿屋というお店から甘口のポートワインを販売し、成功をおさめ、その資金で日本で始めてのウィスキー作りをはじめたとか。(50hei
その寿屋の看板が今も残されております(右の写真)。(25hei
昨年、3代目のマスターブレンダーが就任したばかりだとか。(30hei

参加者は、某番組よろしく、ヘ〜を連発しながら、説明に聞きいってました。(hei評価は当社比)

いや、これ見たって・・・
銅像
奥に見えるのが椎尾神社の鳥居
公道
銅像と公道。

左側が、創設者 鳥井信治郎の銅像、右側が、2代目 佐治敬三の銅像で工場内に飾られています。
工場の中を、何故か一部だけ公道が通っています。結構車も通るみたいです。

看板かい?
仕込み・発酵室
そうだよ
仕込み層
麦
この段階では、まだ麦
おいしくないというか、まずい領域
麦芽
いや、そんなん配らんでもええって!
もろみ配給。
う〜まずい!もう一杯!
もろみ
仕込み・発酵1

モルトウィスキーは、グレーンウィスキーと異なり、大麦麦芽だけを使用してウィスキーにしています。
まず、麦を発芽させて、乾燥します。麦芽をぼりぼりと食べてみると、香ばしさと素朴なうまみはあります。
でも、あんまり、喜んで食べれるものではありません。
麦芽は粉砕して、温水と共に仕込み槽へ入れ、デンプンが糖分に代わり、ろ過すると麦汁になります。
麦汁をほぼ3日発酵させると、アルコール度7%のもろみとなります。
これも飲んでみましたが、すっぱくて、おいしい物では、ありませんでした。

看板
蒸留室
原酒となるもの
ニューポット
最初に蒸留する所
初留釜
2番目に蒸留する所
再留釜
蒸留

もろみを銅製の単式蒸留器にかけて2回蒸留すると、ニューポットというアルコール度70%の
ウィスキーの元とでも、いうべきものができます。
普段は、ここの蒸留器(ポットスティル)は動いていて、夏場はかなり暑いみたいですけど、取材日は、
日曜日ということで、工場で働いている方はお休みで、稼動していませんでした。

またまたまた看板
貯蔵庫
ウィスキーを取り出す所
樽からウィスキーを取り出す所
およそ5000ほどあるそうだ。
樽1
創設当初の樽もある。
樽2
貯蔵

ニューポットはオーク樽に詰められ、短いもので6年、長いものでは、20年という年月を貯蔵され、
熟成していきます。樽の中で、原酒は呼吸し、外気を取り込んだり不要物を外に逃がしたりしながら、
ゆっくりと熟成しますが、そのメカニズムは科学的には、まだ充分に解明されていないそうです。

ウィスキーつくりに適しているそうです。
山崎の水
サントリーローヤルのデザインになったそうな。
鳥居
準備万端、おなかも減ったん。
試飲1
琥珀色の宝石のようなウィスキー
試飲2
試飲

お勉強タイムは以上で終わり、ようやく試飲タイムです。
最初にレクチャーを受けた部屋に戻ると、すでに、おいしそうなウィスキーが用意されていました。
(おつまみ付き)
まずは、早速、山崎12年を飲んでみます。え、これがウィスキー?と、思うぐらいに、端麗で
意外なほどすっと喉の奥まで入る感じ、でも後で喉にカッときます。(擬態語ばっかりの表現ですが・・・)
おつまみのビターチョコレートがウィスキーと良くあっておいしかったです。

説明しておられる岩元さん
カクテルレシピ説明
ムラではない。
完成(上の部分が層になってるでしょ?)
カクテル作り

岩元さんの説明を受けながら、スペシャルカクテルを作ります。
ほんまやったら、ツアーに参加しないと教えてはいけないんでしょうけど・・・ご紹介しちゃいます!
レシピ
グラスに氷をタップリ入れ、サントリーローヤル12年を(15ml)注ぐ。
マドラーで13回転半かき混ぜ、氷をグラスの縁まで補充する。
ソーダをグラスの6割程度まで注ぐ。
マドラーで3回転半かき混ぜ、ハイボールを作る。
氷の上からサントリー山崎12年(15ml)をゆっくりと注ぎ、ハイボールの上に層を作ってフロートさせる。

以上の中の13回転半というのが、結構ポイントのようで、強調をされておられました。
なかなか、さっぱりとして、後味の良いカクテルです。よろしければお試しあれ!!
山崎15年樽出し原酒とシングルモルトとビターチョコレートを購入。経営戦略にはまりまくり
ショップの様子
一杯百円で飲めるのもある。
テイスティングカウンター
盗れないかと思って触ってみたが、底が接着していた。残念!
ウィスキーライブラリー
旨そう!
テラス席
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●● ウィスキーの麦知識(豆じゃないって事です・・・) ●●
ウィスキーって、身近なようで、意外と知らない部分が多いんですよね。
そんなウィスキー用語の麦知識を工場見学コーナーから、抜粋して説明して参ります。

スペイサイド地方

世界の5大ウィスキーの産地として有名なのが、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、
日本です。この他の地域でもつくられているのだが、世界的に品質が認められているのが、この5箇所だ
そうです。
その中のスコットランドはさらに4つに分かれ、その地域の一つがスペイサイド
その地域のウィスキーの特徴は、概ね、端麗で落ち着いた香味であるといわれています。
グレンフィディック、ノッカンドゥ、マッカラン等々が、この地域のモルト。

ちなみに、スコットランドの他の3つ地域は、
ハイランド(ピート香濃く、爽快)
 ネザーミル、スプリングバンク、グレンタレット等々が、この地域のモルト。

ローランド(ピート香淡く、穏健)
 グレンキンチー、オーヘントッシャン等々が、この地域のモルト。

アイラ  (強いコクをもった香味)
 ボウモア、ラフロイグ、ブリックラディック等々が、この地域のモルト。

になります。

スコッチ

世界の5大ウィスキーの産地の一つとして、スコットランドがあります。
スコットランドは、イギリスの北部に位置し、このスコットランド地方で作られるウィスキーを総称して
スコッチと呼びます。
 ちなみにアイルランドのウィスキーは、アイリッシュウィスキー
(ここがウィスキー発祥の地とされています。)
アメリカのウィスキーは、アメリカンウィスキー。(代表的なものはバーボン
カナダのウィスキーはカナディアンウィスキーと、それぞれ呼ばれています。

モルトウィスキー

ピートの煙臭をしみ込ませた大麦麦芽(モルト)だけを原料にして作られたウィスキー。
発酵後、単式蒸留器で2回蒸留し、オーク樽で熟成させます。
蒸留所により、ピート香の付け方、樽香の付け方などに差があり、酒は蒸留所ごとの個性を帯びています。
また、他の蒸留所の原酒を一滴もヴァッティング(モルトウィスキーのみの場合ブレンドではなく、
ヴァッティングという)していないものは、シングル・モルト・ウィスキーと呼ぶ。
サントリー山崎12年がこのタイプ。

グレーンウィスキー

とうもろこし約8割にピート香をつけていない大麦麦芽約2割を混ぜ、連続式蒸留器で蒸留したもの。
小麦等を混ぜる場合もある。
ピート香は無く、味わいはソフトでマイルド
市場に商品として出回ることは、ほとんど無く、もっぱらプレンド用に使用されることが多い。
ちなみに、一度飲んだことがありますが、ほとんど味を感じませんでした・・・

ブレンデッドウィスキー

モルトウィスキーとグレーンウィスキーをブレンドしたもの。
大半のウィスキーがこのタイプ。
製造に当たって、モルトウィスキーを数種類から40種類ぐらいをヴァッティングし、
製品の骨格をきめ、それにグレーンウィスキーをブレンドして製品となる。
サントリーオールドがこのタイプ。

ピート

大麦麦芽を乾燥させる際に、使う燃料がピート泥炭)。
アイルランドの野山には、無尽蔵に埋もれている。
その昔、ウィスキー蒸留業者に政府が厳しい課税を行ったため、業者が密造する時に
ピートを燃料として使うようになったと言われています。
また、最初は、ウィスキーは、ニューポットのまま飲まれていたのだが、これも、業者が隠すために、
不要になった樽に詰めて貯蔵すると、風味が増すことから、樽詰を行うようになったそうです。

フロート

カクテルをつくる時の用語。
比重の軽い液体を、思い液体のうえに浮かべて、色の違う層をつくること。
今回の場合は、山崎12年が比重の軽い液体で、下に作ったハイボールが比重の重い液体。
フロートを使った代表的なカクテルには、テキーラサンライズがある。
テキーラは、ちょっと癖があって、カクテルにしても、飲みにくいけど、ホワイトテキーラではなく
ゴールドやダークテキーラを使うと味がまろやかになって飲みやすいと私は思います。

ハイボール

カクテルをつくる時の用語。
ウィスキーを炭酸で割ったソーダ割りのこと。
炭酸の泡がボールのように上にあがっていくことから、この名前が付いているようです。

マドラー

カクテルをつくる時の用語。
カクテルを混ぜる時に使うのこと。
でも、自宅でするときは、別に専門の道具でなくても全然かまいません。

バーボン

アメリカで、とうもろこしを51%以上原料に用いて、アルコール分80度未満で蒸留し、 内側を焦がした新しいオーク樽で熟成させたウィスキーがバーボンと名称を付けられる。
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●● ウィスキー蒸留所見学情報 ●●
蒸留所 今回取材に行って来た所は、
 サントリー山崎蒸留所
・JR山崎駅から、徒歩10分
 阪急大山崎駅から徒歩12分
 TEL 075-962-1423
 ※80周年記念ステップアップガイドツアーは、
  2003年11月24日まで行われています。
  まだ間に合います!ご予約はお早めに。
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●取材協力  取材に協力していただいた皆様
●取材・制作・編集・写真        釣田 寿一
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